甘酒には２種類ある！アルコールを含んでいる甘酒とは？
アルコールを含む甘酒は酒粕を原材料として使用
甘酒には大きく分けて「米麹甘酒」と「酒粕甘酒」の2種類があります。このうちアルコールを含む甘酒は酒粕を原材料として作られる酒粕甘酒のほうで、米麹甘酒にはアルコールが含まれていません。酒粕甘酒にアルコールが含まれるのは原材料である酒粕に成分が残っているためであり、人によっては飲んだ後に若干酔うこともあります。
酒粕を原料とした甘酒の特徴とは？
酒粕甘酒は酒粕をお湯にといた後、加熱しながら味を調えることで製造されます。そのため、完成した酒粕甘酒には酒粕特有の癖や若干の苦みが残っていることもあります。これらを解消するために酒粕甘酒には砂糖が加えられることが多いですが、そのため酒粕甘酒のカロリーは若干高くなっていることが多いという特徴もあります。
甘酒のアルコール度数は？市販の甘酒は１％未満
酒粕甘酒のアルコール度数は商品によって異なりますが、多くの場合酒粕甘酒に含まれるアルコール分は、原材料である酒粕にもともと含まれていたごく少量のアルコール分が溶け出したものであるため、アルコール度数が極端に高くなってしまうことはありません。よって、特に市販の酒粕甘酒のアルコール度数は1%未満であることがほとんどとなっています。
手作り甘酒はアルコール度数に要注意！妊娠中や運転前は避けよう
酒粕甘酒はスーパーなどでも購入できる酒粕と水、砂糖があれば簡単に作ることができます。そのため、中には既製品を購入するのではなく、自身で酒粕甘酒を作り、好みの味に調整しながら飲んでいるという方も多いようです。しかし、このような酒粕を使用する手作り甘酒にはアルコールが含まれるため、妊娠中や車の運転前に飲むのは避けるようにしてください。